TKCおすすめ【普通車で行く、車中泊の一人旅】~滋賀県編 Part⑨(甲賀の里 忍術村 からくり忍者屋敷)~

TKCおすすめ【普通車で行く、車中泊の一人旅】~滋賀県編 Part⑨(甲賀の里 忍術村 からくり忍者屋敷)~

あれは~♪な~んな~んじゃ~なんじゃなんじゃ~♪

に~んにんじゃ~にんじゃ♪にんじゃ~♪

かくれんじゃ~にんじゃにんじゃ~♪

に~んじゃせんたい~かくれ~んじゃ~♪チャラチャチャ♪

  

そう。男の永遠の憧れ。それは、、、怪獣ロボット!そして・・・

★★忍者 -Ninja- ★★

   

と、いうことで幼少期の僕の心を掴んで離さなかった、カクレンジャ―のオープニングで始まりました滋賀一人旅Part⑨。今回のメインコンテンツは忍者の里。忍者とはその昔、様々な「術」を駆使し闇に奔走する戦闘のプロ。

 

忍者の里で有名なのは伊賀甲賀。この2つの忍者集団の里は、山を1つ隔てた場所にあります。服部半蔵で有名な伊賀の里は三重県の北西部に位置する場所にあります。

その三重県伊賀市の県境を跨ぐ地にあるのが、今回の目玉、滋賀県の最南部の甲賀市です。有名所の忍者では猿飛佐助ですね。ちなみに甲賀、読み方は「こうが」ではなく「こうか」です。ご注意を!!

元々、この忍者の里がある甲賀市は滋賀県でも随分南部にあるため、旅ルートから最初は外していて、次の機会と考えていたのですが、前日の1人会議の結果、予定を変更し訪れることにしました!

ちなみに伊賀の里には数年前に行ったことがあるため、甲賀を制覇することにより、僕は忍者マスターとなるでしょう。

くノ一も大興奮の一人旅4日目。皆様も耐え忍んで是非読んでみてください!!

4日目スタート サラダパンを食べ出発

竜王伝説の地で目覚める朝

前日は知らぬ間に眠っていました。旅も後半になり、疲れも溜まってきたのでしょう。夜の間はぐっすり眠れました。その分清々しい目覚めの朝。一人旅4日目の始まりです。

昨日車中泊したのは、「道の駅 アグリパーク竜王」。めちゃくちゃカッコいい名前。と、いうよりも、この町が滋賀県蒲生郡竜王町という名前。調べるとこの地域は昔、川の氾濫を龍王の怒りだと考えていたらしい。そういう地名の由来があるらしいですね。詳しくはコチラに載ってます。

道の駅 アグリパーク竜王
  

この道の駅にも竜が。そう。この日は昨年の12月12日なのですよね。2ヵ月以上後に記事を書いています。笑 もっと早よ作業せぇ!

とにかくカッコいい竜ですわ。しかも毎日日付を変えられているという努力。道の駅従業員のプロフェッショナルさを感じます。

   

ここの道の駅には、他にも色々と見所があります。BBQで肉をジュージュー焼いたり、果物狩りでプチプチ採ったり、スワンボートでプカプカしたり、動物と戯れガオガオしたり、焼き立てパンをパンパンしたり、グランドゴルフでパターパターしたり、家族連れや団体客などにオススメのレジャー施設です。お近くに来られた際は是非!

道の駅 アグリパーク竜王

住所 滋賀県蒲生郡竜王町山之上6526番地
営業時間 7月末~8月末 9:00~18:00
上記以外の月は9:00~17:00
定休日 7月~9月は無休(上記以外は月曜日)
駐車場無料
お問い合わせ 0748-57-1311
ホームページ https://www.aguri-p.com/

▶GoogleMap◀

   

朝ごパンは滋賀県名産サラダパン

さて、僕は昨日早く眠ってしまったせいで、早く目覚めましたので、道の駅各サービスはまだ営業していませんでした。なので朝ごはんも買えない…。でも大丈夫~。一昨日長浜市のスーパーで購入した滋賀名物サラダパンがあります!!

    

いただきます!んん。細かく刻んだたくあんをマヨネーズ?とかで和えた餡が中に入っています。食感はパンのフワッフワと餡のコリッコリ、シャキッシャキ。

味はたくあんやマヨネーズの塩味に若干甘さも加わってます。美味しい!ロングセラーなのもわかります。全国展開しないのだろうか。。。

1個しか買ってなかったからこれで朝食は終了。う~ん。少ないけれど仕方ない。お昼ご飯まで我慢です。さて、目的地の忍の村へ出発です。時間があるのでゆっくり安全に!

甲賀の里 忍者の村で忍になる

忍者の里に潜入 

到着しました。忍者の里。興奮してきた!!!!!

甲賀の里 忍術村
  

ここからは危険だ。忍者がどこに潜んでいて命を狙ってくるかわからない。望むところだぜ。

入り口入ってすぐの受付に、あたかも受付従業員に扮した忍者であろう人物に入場料を払う。更にこの忍者村の入村手形と案内パンフレットをもらう。ふーむ。観る所多そうだ。

   

道を進むと猿飛佐助生誕の地という石碑。ここで猿飛佐助は産まれたのですね。でも実はこの甲賀忍者で一番有名な猿飛佐助、架空の人物。忍者というのは影の存在なのでその素性が有名になることは無いのです。つまりこの猿飛佐助の伝説が生まれた地ということなんでしょうね。

コチラは志能便神社にある大黒様。木造の大黒様としては日本一らしいです。あとこの神社の名前表記は忍ではなく志能便。

他にも志能備と表記することもあるらしく、最古の忍者は聖徳太子が作ったとされており、そのときはこの漢字表記だったとか。

忍者も歴史があるなぁ。聖徳太子も実在したかわからんけど、そこがロマン。栗はマロン。

    

ここには敵や罪人を入れていたであろう牢屋もあります。これ中に入ってみることも出来ますよ!

こんな木の枠でできた牢屋なんて、捕らえられても簡単に潰せるんじゃないのぉ~??

て思いながら中に入りましたが、これ、脱走は無理ですね。めちゃくちゃガッシリしています。

  

なんかの手

があります。なんか「伊賀忍法帖」という映画の撮影に使われた大仏の手らしいです。東大寺の大仏様と同じスケールなのだとか!デカいです。全然身長よりデカい!ただ、映画は伊賀なのか…。そうか。伊賀なのか…。伊賀…。

博物館とからくり屋敷

   

さーてさてこの忍術村、とても景観を作りこんでいます。お家は茅葺屋根。ちなみにこの建物は甲賀忍術博物館。中には忍者の資料や手裏剣等の展示物がいっぱい。館内は冷えてて少し足元が寒いけど勉強になりますよ!!

コチラは色んな形の手裏剣。僕ならやっぱり一番左上のがカッコいいから欲しいかな。

手裏剣を見るといつも思うのが、コレに毒を塗るってのをよく聞くけれど、手裏剣探してポケットをゴソゴソするときとか、投げる時とかに自分の手を切ってしまわんのだろうか…。むむむ。

その他にもクナイやまきびしや鎖鎌、忍者刀や仕込杖の展示もあります。忍者の歴史や、史説も資料がいっぱいあり、忍者好きなら興奮しながら学習ができます!!

   

コチラはからくり屋敷。忍者と言えばからくり屋敷。みんな大好きからくり屋敷。さっそく入って見学します。なななんと、中にくノ一の案内係さんがいて、仕掛けを丁寧に説明して実演してくれます。全部載せるとアレなので何個かご紹介!

まずは玄関。玄関扉を開けたところに落とし穴!これで敵の侵入を防げる。って穴、浅くね!?TKC、マンツーマンな事を良い事に、くノ一お姉さんに質問しました。

TKC「この穴の浅さでは敵は落ちた所で大したダメージが無いのではないですか??」

お姉さん答える。

「忍者は逃げれればいいのです。敵と戦うのは最終手段。落とし穴で相手が少しの時間邪魔されるだけで自分が逃げる時間を稼げます。また、入り口にこのような仕掛けがあるとわかったら、敵は中にも仕掛けがあるのでは?と思い、罠にはまらぬ様に慎重になります。それで更に逃げ易くなります。」

なるほど!!確かに!!TKC一本取られましたな!ぬはははははは。にんにん。

  

先に進むと土間の壁が回転扉に。「どんでん返し」と呼ばれる、漫画や映画でよく見るやつですねぇ。

これ、360°回るのかと思いきや、180°くらいのところでストッパーが働いて回らなくなるのです。つまりどんでん返しを回して逃げた後、同じように敵が追跡してきても、扉は開かず通せんぼできるのです。

逆側を押せば、ストッパーは効いておらず回転して通れるのですが、追いかける敵の心理として、先に逃げた忍者が通った方を同じように通ろうとするのです。

忍者は心理戦や精神操作も得意としていたみたいですね。

お次はコレ!コレも有名な掛け軸の後ろに通路のヤツ!!本当にあった仕掛けらしいです。実際に通ってみることもできます!この後ろには廊下があり、他の至る所へと繋がっていました。うひょひょ~。忍者になった気分!!

こちらは囲炉裏をスライドしてみると…なんと通路が!!こんな所にも脱走経路があるのですね。床下から外に逃げる作戦のようです。敵が来たとき、こんな狭い所から逃げれる気はしませんが。

  

このような仕掛けがあちらこちらにいっぱいあります。それを1つずつくノ一さんが解説してくれるので、楽しく驚きながら学習することができますよ!みんなも実際に体験もして、忍者の世界に浸ろう。うーむ。にんにん。

忍者道場で修業をクリア!

忍者の村には「忍者道場」として、村内に9ヵ所修業が出来るアトラクションがあります。9ヵ所全てを制覇すると…、何やら貰えて立派な忍者になれるらしいです。もちろんチャレンジです!

これは水蜘蛛の術。水の上を、この、丸の、浮く、この、なんでしょうね。この器具でスイスイ行くやつの術です。実際コレを使っていたのかは疑問があるらしいですが、実際使っていたとしても上に張ってある縄はありませんのでもっと過酷だったのでしょうね!!

こちらは壁づたいの試練。この立てられた木に入ったくぼみをつたいながら端から端まで行くという修業。下がマグマの体で小学校の時にこんな遊びしたなぁ。途中が段差になっていたりと、意外と難しかったです。

  

こんなような修業があと7つあって全部で9個。全てをクリアして売店に行きましょう。そこにいる、レジ担当者の変装をしている忍者に各セクションに記されている忍文字を伝えると・・・

免許皆伝!!甲賀流忍術秘伝書がもらえます!

秘伝書の巻物の中に書いてある内容は秘密にしておきます。。みなさんも是非ご自分でチャレンジしてみて、この秘術所をゲットしてみてください!!

    

はいはいはいはい。こんな感じの甲賀の里 忍術村。他にも手裏剣が投げられる道場や、忍者の貸衣装なんかもあります。売店では忍者グッズの購入ができますし、忍者飯が食べれたり、忍術バーベキューなんかも出来ちゃいます!!!

紹介しきれなかった部分がいっぱいありますので、是非みなさんも一度忍者の世界に修業に来てみてはいかがでしょうか!!!

甲賀の里 忍術村

住所 滋賀県甲賀市甲賀町隠岐394
営業時間10:00~17:00(平日は基本的に16:00まで)
定休日月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)
入場料大人:1,100円  中高生:900円 
小学生:800円  幼児:600円  2歳以下無料
駐車場無料
お問い合わせ0748-88-5000 
ホームページ https://koka.ninpou.jp/index.html

▶GoogleMap◀

もっと…もっと、からくりが見たい…

からくりしか受け付けない体になったTKCは

ふぅー。ふぅー。か、か、からくりが。からくりが見たい。禁断症状だ。忍術や、からくりを摂取し過ぎたようだ。これは行くっきゃない!もう1個くらい忍者のヤツを行くっきゃない!!!

行きました。ありがとう。

甲賀流 忍術屋敷(甲賀望月氏本家旧邸)
  

ここは忍術屋敷。からくり満載のワクワクスポット。甲賀流忍者一族の筆頭格、望月家の本家らしいです。屋敷のあらゆる所にからくりがあり、博物館と化しています。何より空が青いよな。

   

まずは受付で料金を払い、数分DVDを観させられます。その際にお茶を出してくれるんですが、これが「健保茶」というヘルシー飲料。忍者は薬草にも精通していたのでその知識を使った健康食です。胃腸の調子を整える効果や、美肌にも良いらしい。そして、スッキリしていて美味しい。

    

DVDの内容は、歴史や文化など忍者の知識の「いろは」を学べる内容でした。特にこの館の元持ち主、望月家については詳しく紹介がありました。また、この館内のからくりについても解説があり、これから見て周る予習が出来ました。

  

ではでは、さっそく館内を見学!!!!

   

潜入!!からくり忍者屋敷!!

  

まずはこちら。落とし穴~。忍術村で見た落とし穴とは違い、こちらはだいぶ深いです。落ちたら登って上がるのは至難の業。どうやら敵を落とす罠でもありますが、穴の底から通路が伸びており、外へ逃げる脱出路でもあったようです。

そして皆さん、お気付きでしょうか。。。そう。TKC、

5本指靴下派です。

…はい。どうでもいいよね。

ちなみにこの落とし穴の右っ側は回る扉、「どんでん返し」になっています。ダーブルトラーーップ!!

  

はい続いてはこちら~!なんだ?お部屋の中にある何の変哲もない格子戸。押し入れ的なスペースなんだろうな。と、そう思いますわね~。しぃかぁしぃ~?

  

でででん!なんと格子戸を開けると隠しハシゴが!

ここが2階への入り口。なるほど。これなら敵にも気付かれませんね。そしてこのハシゴを上から引き上げると、敵は2階には上がってこれません。

さて、とても傾斜が急ですが、このハシゴを登り2階へ向かいます!

2階部分。敵が刀を振り回せないように天井はあえて低くしているのだとか。館の忍者たちはこの低い天井で有利に戦える武器(忍者刀等の小回りが利く武器)を使って交戦していたらしいです。

奥からは1階の廊下をコッソリと覗けるようになっているので、廊下を通った敵を上から吹き矢で仕留める作戦ができたようです。

天井の隠し扉から3階にあたる屋根裏部屋へ行くことも出来ます。

まさか屋根裏部屋があるとは思えない構造。ここで忍者たちはコッソリと密談していたようです。奥の手すりの中は吹き抜けの構造になっており、縄梯子を降ろし、素早く1階へ逃げることが出来ました。

こんな感じで。忍者がぶら下がってます。この縄梯子は1階で交戦するときにも素早く降りれて奇襲にもなりますね。あとこの忍者の人形はあらゆる所に出現しますので、そちらもお楽しみください。

こちらにも忍者。SASUKEの第2ステージのヤツみたいになってますが、頑張って壁にへばりついています。確かこの床が抜けて外へ脱出できる仕組みだったような。

そして真ん中の小窓は隙間に紙をスライドさせると開くからくり窓。一見、開閉できる窓とは思わないので、先に小窓から逃げて外から閉めると、後から追ってきた敵はどこから逃げたかわからず、逃亡は成功するという訳ですね~。

   

と、まぁ全部紹介してしまうとアレがアレでアレなっちゃうので、この辺にしておきます。

色々と見てきましたが、他にも展示スペースやお土産屋さんもありますので、この館だけで結構な時間楽しめますよ!皆さんも是非、忍者になった気持ちで行ってみてください!!

甲賀流 忍術屋敷(甲賀望月氏本家旧邸)

住所 滋賀県甲賀市甲南町竜法師2331番
営業時間9:00~17:00
休館日 12月27日~翌年1月2日まで
入場料大人(中学生)以上:600円 小人(3歳以上):400円
駐車場無料
お問い合わせ 0748-86-2179 
ホームページ https://www.kouka-ninjya.com/

▶GoogleMap◀

忍者の修業はこれにて終了

道の駅を出てから忍者スポットを2ヵ所。伊賀と双璧をなす忍者の里、甲賀。忍術村から忍術屋敷へ。たくさん忍を学び、忍を知りました。

今まで忍者に関しては、その辺の人より知識を持ってる自信がありましたが、まだまだ知らない事ばかりありました。しかし更に忍者愛好家として磨きがかかりました。

頭を使い忍術を勉強し、体を使い忍術を修業し。その果てに、私はなりました。

忍者マスターに。

ええ。確実に。皆さんも僕の後に続いてくれることを願っています。特に男子。

漫画ONE PIECEでも、フランキーさんが言っています。

“男ァみんな 忍者が好きなのさ”

  

そう。忍者とは憧れ。忍者とは夢。忍者とは希望。忍者とは愛なのです。忍者があって、私がいる。忍者があって、あなたがいる。そんな存在に、今日もにんにん。

   

忍者まみれの4日目。お昼過ぎまでが終了しました。ここから午後の部。この先はまた、Part⑩でお会いしましょ。では拙者、このへんで、

ドロンさせていただきます!!!!

Yes!TKC!

Part⑧はコチラ↓

Part⑩はコチラ↓

TKCおすすめ【普通車で行く、車中泊の一人旅】~滋賀県編 Part⑩(信楽たぬき MIHO MUSEUM 琵琶湖花噴水)~