1日が24時間以上になる方法を考えてみたけどダメだった

1日が24時間以上になる方法を考えてみたけどダメだった

突然ですが皆さん問題です。チャラン。

世の中、人権や貧富の差、平和、容姿、国、地域、色々多様にあるけれど、アフリカの生まれたての赤ちゃんから、スウェーデンの死にかけのおばーちゃんまで、

全ての人や動物に平等に与えられるモノってなーんだ??

せーの!

・・・・

そう!よくわかりましたね!!正解は、

時 間

正解だった人には瀬戸内海の荒波で揉まれ、たくましく美しく育った本マグロ一本を直送!!一週間以内に送るから楽しみに待っててね!!瀬戸内海にマグロおるんか知らんけど!!

   

さて、問題の答えの「時間」ですが、東京の人でも、僕の住む兵庫県三田市でも、女の人でも男の人でも、ワンちゃんでもタスマニアンデビルやセザンコウでも、時間は平等なんですよ。

1時間は1時間。みんな1日24時間なのは一緒。でもさ、でもさ、

   

1日24時間って短すぎん!?

   

いやいや、「やりたい事が多すぎて1日24時間じゃ足りないぜ~」とかそういうのじゃなくて。実質。実質的な話をしてんのよ。

「子供の世話してたら時間なんて無くて寝る前の数分だけが私の時間…」とかそういうのじゃなくて、実質。実質的な話をしてんのよ。

   

朝起きて、準備して、会社行って、仕事して、帰って、ご飯食べて、録画観て、ネット見て、風呂入って、明日の準備して、10時間寝ようと思ったら、実質的に1日24時間じゃ足りんのよって話!!!!

あと少なくとも2、3時間1日にプラスされんと日常生活が回らんでって話!!政府や国連はその辺どう考えてんのって話!!ほんなら逆にどうしたら1日24時間以上になるんかって話!!今日はそういう話!!

  

こんな内容で最後まで読んでくれたら勇者やけど、きっと得することなんて何も無いからな!!先言うとくからな!!

   

ちぇけらぁぁぁぁぁぁああ!!

    

24時間では足りない現状

社会では業務やストレスが溢れかえり、そのメンタルリカバリーが要となるようなこの時代。また、娯楽の種類も多岐にわたり、またそれらが手軽に手に入るようになったこんな時代。

でも実際はその娯楽やリラックス、ストレスを発散する時間なんて限られていて、そもそもそんな短い時間じゃ何も楽しめないし気分を切り替えられない。

ふむ。まだ僕が何を言ってるのかイマイチよくわかってない人のために色々と説明していくでな。

まずは僕の1日のタイムスケジュールを見ていこう。きっとそれで理解ができるはず。

1日のタイムスケジュール

6:40 目覚ましが鳴る。スヌーズ機能開始。

7:35 起床。仕事に行く準備。

8:15 ドタバタしながら出発。

8:40 職場到着。仕事開始。

19:00 仕事終了。帰る。

19:30 帰宅。家に入る前にTwitterとインスタ更新する。ここからは順不同。

ご飯食べる。お菓子食べる。録画してたTV観る。YouTubeとか見る。調べたい物あればネット見る。Twitter見る。ブログ書く。人のブログ読む。サッカーのスーパープレイ動画観る。レゴで遊ぶ。芸能ニュース見る。漫画読む。観葉植物に水あげる。

22:00 食器が溜まってたら洗い物する。洗濯溜まってたら洗濯機回して干す。

23:00 お風呂に入る。

23:30 明日の準備する。

23:40 順不同

録画してたTV観る。YouTubeとか見る。調べたい物あればネット見る。Twitter見る。ブログ書く。人のブログ読む。サッカーのスーパープレイ動画観る。レゴで遊ぶ。芸能ニュース見る。観葉植物に水あげる。漫画読む。歯を磨く。

25:00 就寝。10時間寝る。

11:00 起床となるはず。

な。24時間をオーバーしてるやろ。この時間に起きたら確実に仕事遅刻なわけよ。

このスケジュールでやらせてもらいたいのに、これじゃ睡眠時間を削るか娯楽の時間を削る他ないのよ。

これは危ない状況。これは由々しき事態やで。一応、図でも確認しておこうか。

もう一目瞭然やな。仕事に費やす時間と、娯楽の時間が逆転している。こんなの元も子もない。一刻も早く、1日24時間制を廃止して最低でも1日27時間制を導入することを検討しないと。

これは皆で考える問題やからな。一緒に取り組んで行こうな。

ほんなら実際どうしたら1日24時間以上に増やせるか考えていくで。


     

作戦1:地球の自転スピードを物理的に緩める

まずはこれやな。物理的に解決しよう。

実際に地球が1周回転する事によって1日が終わる訳やから、地球の自転するスピードを緩めればいい。24時間で1周するスピードを3時間ほど遅らせよう。

簡単なこと。これで1日24時間以上に調整できるはず。

しかしどうしたものか…。どうしたら地球の自転を緩められる…。…うん。これだ。この策だ。

大地を大勢で引っ張る

地球の自転とは逆の方向に大勢の人類が大地を引っ張る。難しいよな。きっと僕が何を言ってるのかよくわからんよな。図で説明するからな。

地球の皆、とっても大勢の人間が、図の通り今の地球の回転方向と逆方向に大地を掴んで引っ張る。これで地球の自転スピードを抑えられるはずや。

ただし地球は大きいねん。想像以上に大きいねん。だから極力たくさんの人数で一斉にやらんと意味ないねん。

そして引っ張る時間を継続させないとすぐ地球の自転は元のスピードに戻ってしまうから、全人類でシフト組んで引っ張らない時間が無いよう取り掛からないとダメやな。

残念ながら不採用

残念ながら色々熟考した結果、この作戦は見送らせてもらうことにした。一番大きな理由は、

そんな全世界に知り合いがおらん。

英語も喋られへんしな。僕の友人1人や2人が大地を引っ張った所で地球の自転は緩められへん。地球は壮大やからな。最低でも1,000人は必要や。でも僕にそんなに知り合いはおらん。

現実的な人数を集められないこの状況下では、この作戦は実行に移すことはできない。

断腸の思いでこの作戦は諦めることにした。次。次の作戦や。

作戦2:法律を変更し社会的に1日を長くする

これやな。物理的には難しそうやったから今度は法的手段を用いて強制的に1日を増やそう。

まず、1日24時間ってのは社会のルールなわけ。みんなが潜在意識に刷り込まれたただの枠組みなだけ。

それにみんな気付いてるんかな?いや、ほとんどの人が気付いてないねん。なんでかって、生まれた時からずっとそうやから疑問を持たないのよね。

じゃあその意識ってどうやったら変わるの?ってこと。

法律を変える

現状、潜在的な意識の変更・上書きはこれしか手法が無いねん。逆に法律っていう社会のルールが変わることによって、人間は真面目やから強制的にそのルールを守ろうとするねん。

ってか法律で1日24時間以上になったら、実際みんなそれに従って何の疑問も無く行動するねん。

人間なんてそういうもんやから。

   

さて、ではどう変えていくか。まずは政府の中でしっかりと協議してもらう必要があるな。僕としては1日28時間制がいいけど、人や職業によっては27時間やら30時間を希望する人もおるやろうし。

まずは国民に調査して、しっかりとした適正の1日時間を把握してもらい国会に法案として提出してもらおう。その1日追加時間に関しては調査の結果もあるし政府に委ねる。そこはもう僕の口出しする所ではないしな。

まぁ場合によっては僕も国会や議会に出席して発言せんとアカンようになるかもな。法を変える事に理解を得ようとするならば、それは避けられんことかもしれん。仕方ない。

とりあえず、こんな段取りで動かしてもらおうかな…。

残念ながら不採用

一度落ち着いて考え直させてもらった結果、今回の法律を変える案は不採用にさせてもらうことにした。電話を手に取った所ではあったんやけど、受話器を耳にしてほんの一瞬冷静になる時間があって、その結論…。

ごめん。この作戦はやめる。一番大きな理由としては、

政府や官僚に知り合いがおらん。

そもそもどこに電話するんかもわからん。その前に電話すること自体合ってるんかわからん。

これを実現するにはまず、僕自身が国政について勉強して少なからず町会議員、市会議員くらいにはならんとダメかとは思う。それじゃないと法律を変えることに筋が通らないんじゃないかな。

まぁそっちの道を駆け足で進むって手もあるけど、スーツ着るのがめんどくさいから今回は、断腸の思いでこの作戦は諦めることにした。

次。次の作戦や。

    

作戦3:世界基準時計の数字版をすり替える

もうこうなったらこの作戦しか残されていない。もしかすると犯罪に手を染めることになるかもしれないが、強行突破しかない。

なんか昔聞いた話では、なんだか世界の?時間の標準ってのは?イギリスのロンドンだかのどっかの?なにかしらの時計が?基準になってるんだとかなんだとか。イギリスかも曖昧だし、そもそもそんな時計があるのかもあやふや。

でももうこれしかない。背に腹は代えられないんだよ。作戦を発表する。

ミッションの全貌

実行は夜や。大体こういうのは夜や。たぶんそこはイメージ的には時計塔みたいな建物の最上部で、世界基準であるもんやから厳重なセキュリティがかかってる。

セキュリティに関しては何とかしよう。なにかしら上手いことして突破しよう。そしたら世界基準時計の目の前まで行けるはずや。

こういう時計は大体はもうアナログ。ローマ数字が書いてある盤上に長針と短針っちゅうので昔から相場は決まってる。そのⅠ(1)からⅫ(12)までの数字の盤をこっそりⅠ(1)からXIV(14)まで書かれてる盤にすり替えるんや。

もしくは今ある盤に書かれてるⅫ(12)の横にXIII(13)とXIV(14)を書き加えるんや。

わかった。図で説明するで。これが欲しかったんやろ。

ちなみにローマ数字はよくわからんかったからネットで検索して調べたで。あと、長針が表す時間も60分じゃなくなるから1時間単位でもズレが生じどーのこーの議論される方々はご自由にどうぞ。

まぁここで1つ疑問が出るわな。

世界時計を書き換えたくらいで時間は増えるの?

増える。

結論から言うと増える。メカニズムはこうや。

  

朝一で見回りに来た担当者が時計の数字が増えているのに気づく。この厳重セキュリティゾーンまで入れるくらいの人だからおそらく頭の良い人。しかし、頭が良いばっかりにこんな発想になる。

(あれ…。世界的に時間が増えることになったのか?知らなかったけど僕ほど頭が良いのに知らないと人に言うのは恥ずかしい。)

頭が良いばっかりに産まれてしまうプライドやな。無理もない。

そしてまた別の頭の良いヤツが来て時計を見、同じことを考える。すると2人は知ったかぶりでトークを始めるんや。

    

「や、やぁ、おはようジョーイ。た、た、確か今日だったか。時間が増えるのは。」

「お、おは、おはようルーニー。時間が増えるとす、す、清々しいね。」

次に来た頭の良いヤツはその会話に加わる。次に来た頭の良いヤツも。その次の頭の良いヤツも。上司も研究者も学者もみーんな頭良いもんだからみんな知ったかぶりをする。

ニュース作る人も頭良いからそんな原稿作っちゃう。アナウンサーも頭良いからその原稿読んじゃう。

世界中に広まるのも時間の問題。各々の国のメディアが取り上げ、それを見た僕レベルの頭の悪いバカは普通に信じる。ついに世界中の人間が時間が増えたことを信じる。

そう、完全犯罪や。人類はその日、本来の1日が終わる瞬間に、新たな時間を手にする。

残念ながら不採用

ちょっと自分の中で盛り上がってしまったけど、この作戦は不採用にする。

一番大きな理由としては、

時計台の場所知らん。

だいぶファンタジーな世界に入り込んだけど、そもそもそんな世界基準の時計があるのかもわからん。

確証もないままイギリスに飛び立つのはさすがにリスクが大きい。

あと犯罪ってダメ。

結果:時間増やせん。

アカンわ。

今の気候、今の経済状況では時間は増やせん。実際、あと数か月これを考えるタイミングが早かったら可能性はあったはず。

こういうのはご縁みたいな部分もあるから、今回はスパッと諦めて時が来たときにまた1日の時間を増やせるように全力尽くすで。

今回は一先ず、1日は24時間のままやから、睡眠時間と娯楽の時間を削るしか仕方ない。苦肉の策やでな。

みんなの身の回りでも1日を24時間以上に増やせるアイデアが転がってるはずや。その時は教えてくれな。相談にも乗る。遠慮なんかいらん。

皆の力で1日を27、8時間に変えていこうぜ。

   

   

な?このブログ読んでも得することなんて何も無かったやろ?

僕は序盤でちゃんと言うたからな!!!

Yes!TKC!!!